八王子で痙縮へのリハビリはりきゅうならラフター治療院

私が多くの脳梗塞の後遺症での施術でお悩みとして多くお聞きするのがこの痙縮です。

痙縮が強いとトイレに行くために立つ時や起き上がる時など、何気ない日常生活において障害となります。

人それぞれ症状の差はありますが、メカニズムを理解しさまざまな対処をすることで、お悩みを解決していきます。

痙縮とは?

痙縮とは、手や足を動かそうとした時に、筋肉が異常にかたくなるような状態で、動かすスピードによって緊張の度合いが違うという特徴があります。

痙縮は、脳卒中、脳梗塞などの脳や脊髄などの上位運動ニューロンと呼ばれる中枢神経に問題があると起こる症状です。

肘や膝、指など伸ばしたりなど動かす時に、一時的に強い抵抗が出て、動かしていくとスムーズに動かせるような、特徴が折りたたみナイフを伸ばす時に似ている為、折りたたみナイフ現象と呼ばれる動きが見られます。

なぜ痙縮が起こる?

正常な脳などの中枢神経では、肘を伸ばす時には、肘を伸ばす筋肉が縮まり、肘を曲げる筋肉がゆるむことによって、スムーズに肘を伸ばすことができます。

そういったスムーズな動きは、筋肉や腱にある感知器官から送られた情報が、中枢神経が制御することによって、作り出されているのです。

しかし、脳梗塞などの脳血管障害などによって、制御に関わる部分の細胞が壊されることによって、制御機構がうまく働かなくなり、痙縮などが起こると言われています。

痙縮と固縮の違い

脳梗塞の後遺症などに多くの方が、痙縮などでお困りですが、似たような症状として固縮というものがあります。

固縮は脳梗塞などの脳血管障害の後遺症でも起こりますが、パーキンソン病の方に現れやすい症状となります。

痙縮と固縮の違い痙縮固縮
主な原因脳血管障害(上位運動ニューロン障害)パーキンソン病(錐体外路障害)
動かす速度関係あり関係なし
特徴※折りたたみナイフ現象1※鉛様固縮2
※歯車様固縮3

上記の様に、似ている様な症状でも、原因や症状のあらわれ方によって違いあり、対処法が違います。

  1. 折りたたみナイフ現象とは、関節を動かす時に、強い抵抗があるが、一定の角度を超えると抵抗が消える現象 ↩︎
  2. 鉛様固縮とは、関節を動かす時にどの角度でも抵抗が強く、抵抗感が一定の状態 ↩︎
  3. 歯車様固縮とは、関節を動かす時にカクカクと細かく引っかかる様な抵抗がある状態 ↩︎

痙縮を放っておくとどうなる?

痙縮を放っておくと、主に関節や筋肉に悪い影響を与えます。

異常な筋緊張を長期間繰り返すことで、関節が拘縮します。
またそういった状態が長期間にわたることで、関節の変形が起こり、関節を自由に動かすことができなくなります。

そのような状態では、血流が悪くなったり、装具をつけることができなくなったりなど、日常生活の支障となることが多くなる可能性があります。

しかし、痙縮も悪い方に働くばかりではなく、コントロールしていくことができると、立っている姿勢を保持する時に働いたり、ものをかける時に使えたりなど、日常生活にプラスになることもあります。

その為、ご自身の生活にあったコントロールを身につけることが重要です。

当院での痙縮の施術

痙縮は主に、脳の機能異常で起こるため、脳の機能自体を治すということは現代の医学では困難なものではあります。

しかし、筋肉の柔軟性の向上や血流の改善により症状の緩和を図っていきます。

はり施術

主に、筋肉の柔軟性の向上、血流の改善、神経の活性化を目的とし施術を行なっていきます。

はりで微細なキズをつけることによって、自己治癒力に働きかけ、キズを治そうとする身体の機能で血流の増加を促します。

また、鍼施術特有の感覚として、『響き』という施術部位にズーンとくる様な感覚があります。
響きは鍼がしっかり効いている証でもありますが、響きを感じているときは脳の活動が活発になります。

感覚には個人差はありますが、鍼の刺激によって脳の機能が活性化します。

はり通電

痛みのある患部や、痙縮の強い部分の反対の動きをする筋肉など、症状に合わせ鍼施術を行い、鍼に電気を流していきます。

皮膚にパッドを貼り電気を流すのと違い、鍼をしてから通電することで、ピンポイントに狙った筋肉にアプローチができるという利点があります。

電気の周波数や波長を変えることにより、反応する脳の組織が変わります。
そういった調整をしながら、症状の緩和をしていきます。

また、電気刺激で普段使っていない筋肉を動かすことによって、血流の改善などにも役立ちます。

お灸施術

お灸は心地よい温かさによって、リラックス効果や固まった組織を柔軟にします。

痙縮などがある場合には、動かす筋肉や関節が限られてくることが多いです。
固まった筋肉や関節を、いきなり動かすと痛みが強い場合などもありますので、お灸施術で組織を柔らかくした状態で施術を行なっていくことがあります。

ストレッチ・運動療法

はりやお灸など使い柔軟性が出たり、症状が緩和されてもすぐに戻ってしまうことがあります。

ストレッチや運動療法などの反復した動きを身体に馴染ませていくことで、徐々に身体の機能の改善を図り施術を行なっていきます。

営業時間。月曜日から土曜日9:00から18:00まで。 日曜日、祝日は休み。